健康美容家/美人細胞アクティビティスト 川原愛子
野菜が体に必要なことは皆さんにとってすでに周知の事実ですよね。
さて、それでは生野菜とスープなど加熱した野菜のどちらの方が体にいいの?
これは時々聞かれる質問の一つです。正解としては、「どちらも良い」というのが答えになります。
ただし、摂りたい栄養素によってどちらの調理法を選ぶのが良いのか?ここは違うので説明しますね!
まず、野菜には様々な栄養素が含まれています。消化酵素を摂りたい場合は生でいただくと無駄なく摂取することができます。秋刀魚と大根おろしの組み合わせのように 秋刀魚のタンパク質を消化する助けになるのが大根の含まれる消化酵素。
この場合、大根は生ですね。昔の人はよくわかっていたと感心することがたくさんありますね。
中には 稀に加熱しても壊れない酵素もありますが ほとんどの場合は生がオススメです。
ビタミンCのように熱に弱いビタミンもありますから、ビタミンCを摂取することが第一目的であれば 生でサラダとして食べることが良いということになります。
例えば、野菜のファイトケミカル(抗酸化物質など)をたくさん摂取したいという目的の場合は
特に野菜の皮の部分にファイトケミカルは豊富に含まれていることが多いため、皮のついた野菜をスープなど加熱調理し、野菜の細胞膜を壊して溶け出した成分が含まれるスープを一緒に食べることが、効率よくファイトケミカルを摂取する秘訣になります。
食べ物の調理法や一緒に使う調味料、油の種類などの組み合わせによっても栄養素の摂取効率は変わります。
自分の目的に合わせて選択しながらお料理するのも楽しいですし、頭の体操にもなって脳の活性化にも一役かうかもしれませんね!
そうはいっても、毎日忙しさに追われてそんな余裕ない~って声が聞こえてきそう笑そんな方にオススメなのは、日本の食文化に欠かせないお味噌汁と糠漬け。
玄米やむぎと一緒に炊いた白米などに 具沢山のお味噌汁と糠漬けがあれば、ほぼ必要な栄養素を網羅することができると言われています。忙しいからこそ、シンプルな和食ならさっと簡単にできて最適ですね。
コツは本物の上質な調味料を使うこと!お話がテーマから少し外れましたが、野菜の栄養をたっぷり活用するために、サラダもスープも良い悪いではなく、どちらも偏らないように摂取していただくのが一番のオススメです!
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この記事を書いたのは・・・
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健康美容家 川原愛子
本質的な健康と美しさを追求し続け、辿り着いたのは「食」更に掘り下げることで命の繋がりプラネタリーヘルスに到達。
1人ひとりが自分の身体の特性を知り、地球上に生かされる一部として、本来の身体が持つポテンシャルを最大限に発揮することで本物の健康と美しさを実現するためのサポートに尽力しています。
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