マナープロトコール講師_矢野誉美
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こんにちは。第一印象であなたの生涯年収を上げます!マナープロトコール講師の矢野誉美です。
コロナと上手に付き合う時代。外食よりホームパーティーが増えたのではないでしょうか?
今日は大切なお客さまを自宅に迎えてホームパーティを開くときの「おもてなしのポイント」をご紹介します。
ホームパーティを成功させるコツ!ホスト(招く側)が大切にしたい「おもてなし」の基本とは?
おもてなしで一番大切なのは、「楽しい時間を共有すること」
私たちに身近な「おもてなし」という言葉。
みなさん、どのようなことを思い浮かべるでしょうか。
人それぞれの価値観は違うと思いますが、「おもてなし」とは、その場を一緒に過ごす仲間といかに楽しく過ごすかが基本となります。
決して堅苦しい食事のマナーを、ひとつの間違いもなく完璧に遂行することが目的ではありません。
楽しい話題、たくさんの笑顔、美味しい料理などを想像してみてください。
それでは、もてなす側としては、どのようなことに気をつけるべきでしょうか。
大切なゲストをお迎えするには、それ相応に準備をしておくことが必要です。
【お部屋】
きれいな空間を用意し、「非日常感」をプラス!
私たちが気持ちよく過ごすためには、基本として、きれいな環境が必須です。
お客さまをお迎えするお部屋の掃除は、丁寧にしておきましょう。
また、高級ホテルやレストランといった場所で私たちが高揚感を感じるのは、「非日常」という概念があるからです。
大切なお客さまをお迎えするのですから、少しでも日常とは違った空間を用意しておくといいですね。
【もっとも重要な場所は「トイレ」】
きれいな空間を演出する上でもっとも重要な場所、それはトイレです。
ホテルにおいても、「パブリックスペースにあるトイレを見れば、そのホテルの良し悪しが一目瞭然」とさえ言われています。
リビングやダイニングを一様に飾っていても、トイレが汚れていると台無しです。
できれば、手を拭くタオルやスリッパなどは家族が使用するものと分け、別にゲスト用を用意しておくと衛生的にもいいでしょう。
【来訪時や帰宅時】
お出迎えとお見送りは丁寧に
お客さまの来訪時や帰宅時には、どのようにお迎え・お見送りをすればいいでしょうか。
一般的に、自分のテリトリーからより遠くでのお迎え・お見送りが相手への敬意の度合いを表しているというのが通説です。
例えば、以下のような距離でお迎え・お見送りをすると、より丁寧な印象になります。
●マンションの場合
玄関先よりも、エレベーターホールや1階のエントランスまで
●戸建ての場合
外路に面する門扉まで
☆豆知識!見送られる側のマナーは?
では、自分が見送りを受ける側の場合は、どうでしょうか?
最後の「失礼します」の挨拶をした後は、数歩進んだ後に1度だけ振り返りお辞儀をします。
その後は振り返らずに、その場を発つようにしましょう。
名残惜しい気持ちは分かりますが、いつまでも振り返り続けると、見送る側も場を去るタイミングを失ってしまいます。
【パーティ中】
ホスト役として、”全員”に気を配ること。
ホームパーティでホスト役をする場合、大切なことは、その場にいる仲間たちが、まんべんなく楽しく過ごせるように配慮することです。
一部の人だけが盛り上がるのではなく、共通の話題や最近の明るいニュースなどを取り入れるといいですね。
口は災いの元!
おしゃべりの内容にも気をつけて
ママ友など、気の置けない仲間たちとの時間はとても楽しいもの。
でも、ちょっとだけ気をつけてください。
おしゃべり好きが高じて、誰かの悪口や根拠のないうわさ話、お店や病院の批評といったネガティブな話題で盛り上がっていませんか?
“口は災いの元”ということわざがあるように、ふとした言葉の誤解が、後々まで響くことにもなり兼ねません。
女性のおしゃべりはストレス発散に欠かせないものですが、話の内容には十分気をつけるように心がけましょう。
【もらった手土産】どうするべき?
お客さまの中には、手土産をお持ちになる人もいるでしょう。
美味しいスイーツなど、その場にいる全員に行き渡るものであれば、「お持たせですが」と一言添えて、テーブルに並べるようにしましょう。
【くつろいでもらうために】
「ホストだから…」とひとりで抱え込まず、お手伝いも受け入れて
もてなす側としては、ゲストには十分くつろいでいただきたいもの。
とは言え、自分一人が、せかせかと動き回っていては、ゲストに余計に気を使わせてしまうことに…。
お願いできることがあれば、スマートに頼んでみましょう。
お客さまも快く手伝ってくれるはずです。
ある程度、共同でできる作業を用意しておいてもいいですね。
お金はかけなくていい!
相手のことを思って準備するのが大切。
昨今、ホームパーティはとても身近なものになってきました。
私邸に友人を招くということは、心から楽しめる仲間たちが集まるはず。
お世話になっている方たちへの「おもてなし」は、決してお金をかけて飾り立てるのではなく、相手のことを思って丁寧に準備をするのが大切です。
背伸びをしない、あなたのオリジナルのホームパーティ。
ぜひ一度開いてみてはいかがでしょうか?
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この記事を書いたのは・・・
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接遇マナーコンサルタント
矢野誉美(やの もとみ)
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